宮廷画家ゴヤは見た
【GOYA'S GHOSTS】
2008/10/04公開(10/04鑑賞)
製作国:アメリカ/スペイン
監督:ミロス・フォアマン
出演:ハビエル・バルデム、ナタリー・ポートマン、ステラン・スカルスガルド、ランディ・クエイド、ミシェル・ロンズデール、ホセ・ルイス・ゴメス、マベル・リベラ

それは、立ち入り禁止の、愛。

+あらすじ+

18世紀末スペイン、ゴヤ(ステラン・スカルスガルド)は国王カルロス4世(ランディ・クエイド)の宮廷画家に任命される一方、権力や社会を批判する絵画も描いていた。ある日、彼のミューズであるイネス(ナタリー・ポートマン)が、ロレンソ神父(ハビエル・バルデム)が指揮する異端審問所にとらわれてしまう。そして彼女を救おうとしたゴヤが見たものとは……。(シネマトゥデイより)

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実はこちらがこの日の1本目なんです。おじさんが多かったなー。

「アマデウス」「カッコーの巣の上で」のミロス・フォアマン監督が、スペインの画家ゴヤが活躍した時代を背景に映画化。

非人間的な異端審問がもたらした悲劇を描いた歴史ドラマで、少女イネス
と神父ロレンソの数奇運命をゴヤの目が通して描かれています。

本当に宮廷画家ゴヤは見たまんま。
多少はイネスの力になろうとはしてたけど大きな力にはならなかったな。あくまでも主役はロレンソ神父とイネスのお話。ゴヤはお話の進行役な感じですね。

ノーカントリー』で見せた非情な役どころで人をおびえさせたハビちゃん(ノーカントリーのキャラが良かったもので愛を込めて)が、今回は逆におびえる立場に。手を後ろに縛られて引っ張り上げられるのはイタそー。しかし落ちぶれたり復活したりまた・・・と忙しい人だ。

ナタリー・ポートマンは最初はお嬢様で綺麗な衣装での登場でしたが、冒頭のみでその後はやつれてボロボロ状態。きれいなお顔までやや変形してしまって汚い身なりでびっくりこきました。頑張ったなー。

時代背景がどうも勉強不足でピンとこなかったんですが、途中でルイ16世の処刑やナポレオンなどが出てきてああっあの時代かーと。

この時代は激動の時代ですねぇ。異端審問所に監禁、侵攻と占領とあわただしい。今作の悲劇の少女イネスは、ただ居酒屋で豚肉が嫌いなために食べなかったことからユダヤ教徒と疑われ、そこから数奇な運命をたどることになります。

豚肉が嫌いだったらユダヤ教徒なのか?、○○しなかったら、またはしたらユダヤ教徒?となんやかんやと言いがかりつけて、かなり無茶苦茶な時代なのですねぇ。

だけど不当な理由で異端審問所に捕らえられた娘を取り返すための父親をはじめ兄たちの行動にはビックリ。神父さんを縛り上げて脅すなんて勇気ある行動ですな。

元はと言えばロレンソ神父が悪いんじゃん!

自分で指揮してその後国外逃亡することになり、復活そして再び不運が・・・しかもエロ神父。イネスの人生をメチャクチャにしやがってー。

ゴヤももうちょっと何とかならんかったのかねぇ。それなりに一生懸命だったのかもしれないけど、イネスと娘アリシアとはずっと“君の名は”状態。

ラスト、運ばれる荷台のロレンソってすごく辛い体勢でしたね。首痛そう〜。役者さんも大変だなーと変なコト思ってしまいました。設定では痛くもかゆくもないんですがね(汗)

今回イネスと娘アリシアの2役のナタリー・ポートマン。最初のお嬢様なイネスは本当にキレイでうっとりでしたが、その後のやつれた彼女はこんなの初めて見ました。とにかくボロボロになった姿でここまでやっちゃう〜とビックリもんでした。しかしどんなに汚い格好をしていてもどこか美しさは残ってるんですよねぇ。健気なイネスを演じた彼女は素晴らしい演技でしたー。「ブーリン家の姉妹」も楽しみです♪

 

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