イキガミ [DVD]
2008/09/27公開(10/01鑑賞)
製作国:日本
監督:瀧本智行
出演:松田翔太、塚本高史、成海璃子、山田孝之、柄本明、劇団ひとり、金井勇太、佐野和真、井川遥、笹野高史、塩見三省、風吹ジュン

人生最期の24時間。
あなたは誰のために生きますか?

+あらすじ+

 「国家繁栄維持法」で千人に一人の確率で選ばれた18歳から24歳の若者の命が奪われる世界で、厚生保健省の国家公務員・藤本賢吾(松田翔太)は、死亡予告証、通称“逝紙(イキガミ)”を死亡者に配達する仕事をしていた。しかし、死亡する人間の最期の輝きを目の当たりにした彼は、説明しがたい葛藤(かっとう)に苦しみ始める。(シネマトゥデイより)

++

今日は有給取っちゃったので2本立てしてきました。お財布に2000円しかなくて焦ったー。ファーストディでありがたや〜。

間瀬元朗原作の同名タイトル「イキガミ」の映画化。最近では星新一作品の「生活維持省」の盗作じゃないかと言われておりましたね。確かに設定は似すぎかも。

国家繁栄維持法・・・

なんともおかしな法律ですな。千人に一人の確率で18歳から24歳の若者が選ばれ24時間後には死んでいくというもの。これってランダムに選ばれるそうですが、あらかじめお偉いさんの子供は選ばれないように操作したりしないんですかねぇ。お役所ってありそうじゃない?

24時間後の死亡を通告する政府発行の証明書、通称“逝紙(イキガミ)”を受け取ったら運命は変えられない。子供の頃に特殊なカプセルが入った注射をされるわけですが、そんなに長い間身体の中に入ってて溶けたりしないんですかねぇ。でも注射される前に海外に移住しちゃったら大丈夫ですよねぇ。

お話は3つのエピソードからなっていて、それぞれ3人の若者がイキガミを受取ってからタイムリミットまでのドラマが描かれています。いかにもお涙頂戴ものだなとは思ったんですが、制作側の思惑どおり泣かされましたわ。

と言っても泣けたのは最初のストリートミュージシャンの田辺翼が音楽番組の生放送に出演するシーン。この時歌う曲がジーンとくるんですよね。エンドロールでも流れるんですが、劇中でのシーンは特に感動的でした。それを見守る母親や元相棒くんたちの姿にもウルッときましたね。

2つめのエピソードの、息子に届いたイキガミを選挙に利用する母親は最悪でしたね。でもこの母親本当はこんな人じゃなかったのに、過去のシーンであの後何をされたんでしょうか。この夫婦にはお金は支払われないんでしょうか。

最後は盲目の妹のために自分が死んだ後に角膜をあげようとする兄とのエピソードも良かった。山田孝之くん、この役のためなのかわからないけど、太ったな。頬のあたり・・・かなりむさいカッコなんだけど似合ってるんですよねぇ(笑)
最初の家族の事故シーンは結構ショッキングでした。

この国家繁栄維持法が施行されてから、自殺者が減り出産率が増えたことになってますけど果たしてそうなるんかなぁ。これで命の尊さとかを実感できるんすかねぇ。

イキガミを配達する藤本を演じる松田翔太くん、最後に何かアクション起こすのかと思ったのに淡々と終わっちゃいましたね。この法律はおかしいと誰かがやめさせない限り無理なのかー。

もし続編とかあったら、今後がとても気になりますね。

 

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