全てのガン細胞を死滅させてしまう夢の新薬・・・パンドラ。

いやー、面白かった!この一言です。

私の中では久々の大ヒットドラマでした。WOWOWでのみの放送がもったいないくらいです。

ガンで苦しんでいる人、闘っている人たちにとって待ち望んでいた抗がん剤パンドラ。どんなガン細胞も死滅させてしまうという夢の薬をめぐっての人間のいやらしさ愚かさが描かれています。

脚本は「白い巨塔」「14才の母」「GOOD LUCK!」などを手がけた井上由美子さんの書き下ろしの医療サスペンスです。医療ドラマといっても、手術シーンは出てこないのですが毎回緊張感あふれる展開で次週が待ち遠しかったです。

第1話から抗がん剤の研究が成功した時、ある場所では殺人事件が起こります。一見関連性がないように思えるんですが、ひとりの少女が関係しているのです。その少女は小児ガンが再発して余命わずか。でも殺人事件の容疑者としてマークされてたりもします。鈴木先生と少女を中心にすべての登場人物が関わっていくのです。

上司に裏切られ、新薬を盗まれたり、政府関係まで発展。悪な人たちはみんな地位や名誉など自分のことしか考えていない。病気で苦しんでいる人たちのことは考えてるフリをしてるだけ。一刻も早くひとりでも多くの人を助けようと鈴木先生が家庭を犠牲にしてまで18年間も研究し続けてきたというのに・・・

そこで最終話前に反撃に出た鈴木先生の行動にはビックリ。優しかった先生の変貌ぶりは驚きます。そして最終回のどんでん返しにまたどんでん返し・・・最後まで先が見えませんでしたね。あまりスッキリと気持ち良く終わるラストではないのですが、希望が見えるラストでした。

大好きな俳優さんのひとりでもある三上博史さん。久々にテンションあがりましたわ。抜群の演技力のある方ですしこの人が出てるなら絶対面白いと思ってました。お見事でした〜♪
警視庁の刑事役の柳葉敏郎さんに、鈴木先生の上司に國村隼さん。外科医に小西真奈美さん、新聞記者の山本耕史さん、厚生労働大臣の小野武彦さん、そのうさんくさい秘書の相島一之さん等など個性的で演技力のある面々。
もしDVD化されたらまた見たいなぁ。

最近のWOWOWさんもやるなー。単発もののドラマWで放送された作品も今度映画として上映されるらしいですし。連続ドラマは次回は秋に放送予定だそうで今から楽しみです☆

出演:三上博史、柳葉敏郎、小西真奈美、谷村美月、山本耕史、小野武彦、平田満、國村隼