【NO COUNTRY FOR OLD MEN】R-15
2008/03/15公開(05/03鑑賞)
製作国:アメリカ
監督・制作・脚本:ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン
出演:トミー・リー・ジョーンズ、ハビエル・バルデム、ジョシュ・ブローリン、ウディ・ハレルソン、ケリー・マクドナルド

“世の中は計算違いで回る”

STORY:
狩りをしていたルウェリン(ジョシュ・ブローリン)は、死体の山に囲まれた大量のヘロインと200万ドルの大金を発見する。危険なにおいを感じ取りながらも金を持ち去った彼は、謎の殺し屋シュガー(ハビエル・バルデム)に追われることになる。事態を察知した保安官ベル(トミー・リー・ジョーンズ)は、2人の行方を追い始めるが……。(シネマトゥデイ)

感想:

公開時期の遅れは計算違いでした、、、

言わずと知れたアカデミー賞にて作品賞を含む4部門受賞した作品。
原作は、コーマック・マッカーシー『血と暴力の国』。
こちらでは本日公開だったので観てきました!遅いよォ〜
公開日がずれたということは、受賞していなかったらたぶんこちらでは上映されなかったのかも、、、

全体的に淡々とした印象を受けたのは音楽が流れないから?
好きな人は楽しめるけれどそうじゃない人は退屈に思えてしまう感じですね。評価が分かれそう・・・
逃亡劇だとしか頭に入れてなかったので、もっとテンポ良くハラハラする展開なんだと思ってましたが、観る前に思ってたのとは全然違いました。

コーエン兄弟の作品は、実は今回がお初です。不思議な感覚の作品で、すごく面白い!というのとは違うけれどとても緊張感がありました。前半はどうだろーと思ってたのですが、途中からどんどん引き込まれていきました。いつの間にか、やや前のめりになってしまいましたもん。

音楽が全然と言っていいほど流れず。音楽によって緊張感が出る作品もありますが、シーンとした中の緊張感、ドキドキ感は意外と怖いですね。

しかしねーネコババはいけませんて!
無惨に殺された死体がゴロゴロ転がっていたら、絶対危ない金だとわかります。それをわかっててネコババするなんてスゲー度胸です。そのままなかったことにしてお家にいたら普通の暮らしが出来たでしょうに・・・

印象に残るのは、ホテルでルウェリンがシガーに追い詰められるシーンとその後の銃撃のシーン。ドアの前にやってきてシーンとなった緊張感あるシーン好きです。その後の夜の通りの静けさの中での銃撃・・・誰も騒がないんかよっと思いつつ。
でもこの二人はケガの直りがかなり早いんですなぁ。
そして、後半の二人の計算違いの展開・・・あーもっとあるある〜。

名前は甘そうなのに塩味の殺し屋シュガーさん、いやスペル的にはシガーですかね。髪型がキュートでしたね。アップのシーンは、私にはかなりツボでニヤニヤしちゃいました(笑)
感情を顔に出さないクールな殺し屋は大好きです。あのクールさでためらうことなくバンッと一発・・・くーっカッコ良すぎる。高圧ボンベ付きスタンガンは新しい武器だ。しかし、さすがに人間なので撃たれることもあります。見えそうでみえないスッポンポンにドキっ(笑)

宇宙人ジョーンズはハリウッドに出稼ぎですか?
くたびれた保安官が事件の捜査についていけない姿がなんとも切ないです。ラストのシーンでは冒頭での語りが思い出されますね。この保安官の存在がタイトルを物語ってますね。
うちの母親は、ただのCMのおじさんだと思ってて世界的に有名な俳優だよと教えたら、あまり信用してくれませんでしたわ、、、

ハビエル・バルデムいいよ〜とややミーハーなノリで観てしまいましたケド、地味で淡々とした流れではありましたがなかなか深い作品でした。

 

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