スマイルBEST ブラックブック
【BLACK BOOK】
公開:2007/03/24
製作国:オランダ/ドイツ/イギリス/ベルギー PG-12
監督:ポール・ヴァーホーヴェン
出演:カリス・ファン・ハウテン、トム・ホフマン、セバスチャン・コッホ、デレク・デ・リント、ハリナ・ライン

1944年、ナチス占領下のオランダ。美しいユダヤ人歌手のラヘルは、南部へ逃亡する途中、ドイツ軍により家族を殺されてしまう。レジスタンスに救われたラヘルは、エリスと名を変え、髪をブロンドに染めレジスタンス運動に参加する。彼女はその美貌を武器にスパイとしてドイツ人将校ムンツェに近づいていくが、その優しさに触れ、次第にムンツェを愛するようになってしまう。一方、レジスタンス内では裏切り者の存在が浮かび上がる。

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時間は長かったけれどそれを感じさせないほどなかなか見応えのある作品でした。
これは史実に基づいたフィクションってやつですね。
1940年代のドイツとオランダ、イギリスなどの関係も勉強になったかな。

前半はラヘルからエリスへと名前を変えてからは彼女についてじっくりと描かれていて、後半は誰が裏切るのか、誰を裏切るのか、そして捕らえられた仲間を救出することができるのかとドギトキしながら観てました。
とにかく誰も信じられない、裏切りにつぐ裏切り。
そんな中でエリスの堂々とした行動驚きました。
最初の隠れ家の爆破、家族との再会と逃亡・・・しかし裏切りにあい家族を失う。
そしてレジスタンスに救われスパイとしてドイツ人将校のムンツェに近づく。
自分のことがバレたら即殺されてしまうというのになんという度胸!!
仲間を助けるためならドイツ人に身を任せてもいいとさえ覚悟を決める。
スパイも度胸だな!!
家族を殺された時にいたヤツを見てトイレでの吐きっぷりがうまかった。
本当に吐いてる?と思っちゃうくらい。
仲間を助けようと牢に忍び込むところもハラハラドキドキ。

エリス役の女優さんがとても可愛かったですね。
色白なので金髪がよく似合ってて、赤いドレスに赤い口紅もステキでした。
ちょっとレトロな雰囲気も出ていて良かったです。
あの時代は女性が生き抜くためには、女を武器に渡っていかないと生き延びられない時代なのね。
エリスと一緒にいた女性の乗り換えがすごい(笑)
同じくドイツに使えてた女性は坊主にされたり辱めを受けてたけれど、女性のたくましさを見ましたねぇ。

ドイツもこいつもじゃなかった、ナチスの人間もユダヤ人も同じ人間なのにねぇ。
同じナチス同士でも仲間を陥れたりするんだからどうしようもない、、、
ムンツェがイイ人に描きすぎかなとも思いますが、最後はかわいそうでした。
あんなことやこんなことがあってもたくましく生き延びる女性ってすげーなと思いましたわ(笑)

ただ、タイトルの“ブラックブック”がいつになったら出てくるのかと待っていたが一行に出てこない。
本編中での何かのカギとなるものかと思っていたけれど、あまり関係なかったんですよねぇ。
一応モノは出てくるけれど・・・
違うタイトルでも良かったような気もします。

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