
【ASCANNERDARKLY:2006/12/09】
製作国:アメリカR-15
監督:リチャード・リンクレイター
原作:フィリップ・K・ディック
『暗闇のスキャナー』(東京創元社刊)
出演:キアヌ・リーヴス、ロバート・ダウニー・Jr、ウディ・ハレルソン、ウィノナ・ライダー、ドナ・ホーソーン
ロリー・コクレイン
近未来のアメリカ。そこでは“物質D”と呼ばれる強力なドラッグが蔓延していた。覆面麻薬捜査官のボブ・アークターは、物質Dの供給源を探るため自らジャンキーとなりドラッグの世界へと深く潜入していく。おとり捜査中は上司や同僚さえもその正体を知らなかった。しかしある時、ジャンキーとしてのボブが何者かに密告されたため、彼は自らを監視するハメになってしまう。やがて、ボブの中で捜査官とジャンキーという2つの人格が分裂を始め、次第に自らのアイデンティティを見失っていく…。
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SF作家フィリップ・K・ディックの『暗闇のスキャナー』を
デジタル・ペインティング手法で映画化。
ただキアヌが出演?していると聞いて観たかったけれど、
地元では上映されていませんでした。
どこでやってたんでしょ、、、
アニメ?それにしちゃ動きがリアル過ぎる・・・
背景が時々実写に見える・・・
実際の役者にそっくり過ぎる・・・
麻薬捜査のお話なので、観ているこちらも
実写かアニメかはたまた幻覚症状が?と思うくらい不思議な映像。
テーマを考えると実写よりもこの変わったアニメ風の映像の方が
ハマってるかもしれませんねぇ。
どうやらこの映像は、デジタル・ペインティング手法というもので
実際の俳優が演じた映像データをもとに、
アニメーターがデジタル・ペインティングしていく
“ロトスコープ”という映像技術らしい。
一度普通に撮影してそれを加工してるわけだから
パッと見ればキアヌだとすぐわかるわけだ!
かなりの時間がかかる細かい作業ですな。
最初はそのまま実写でいいんじゃない?と思いましたけど・・・
おとり捜査官がだんだん崩壊していく姿がこの不思議な映像で
うまく表現されていたと思いますね。
ただ、何気ない動きでもリアルすぎてちょっと気持ち悪い、、、
たぶん出演している役者さんのファンじゃないと進んで観ないのでは?
私?キアヌは好きだから観ましたよ(笑)
ちゃんとひげ面もちゃんと表現されてたし・・・ホントに本物っぽい。
いや本物なんですけどね・・・
そのへんからして本物か偽物かみたいな感じで
中毒者の不思議感覚の世界を覗いてるみたいでした。
面白いか?と聞かれると答えづらいですね。
キアヌファンは観てみてください・・・かな?
かなり淡々とした流れですけど、飽きることはなく観られました。
ここが不思議だったりする。
あの展開でちゃんと観られるとは・・・
エンドロールの誰々(死亡)、誰々(○○障害)・・・と出てきます。
これは実際に中毒で亡くなった方たちや障害に陥ってしまった人たちなのでしょうね。
作者も経験からの作品らしいので、経験者に向けた作品なのかな。
よくあるおとり捜査ものとは全然違って、とことん地味でダークなお話でした。
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原作者のSF、マイノリティー・リポートとか興味深いの多いですよね〜。
エンドロールの謝辞、原作者もジャンキーだったそうで、その時の遊び仲間だそうです。