『THE CONSTANT GARDENER』
公開:2006/05/13
製作国:イギリス
監督:フェルナンド・メイレレス
原作:ジョン・ル・カレ
    『ナイロビの蜂』(集英社文庫刊)
出演:レイフ・ファインズ、レイチェル・ワイズ、ユベール・クンデ、ダニー・ヒューストン、ビル・ナイ、ピート・ポスルスウェイト

あれ、ラブストーリーじゃないんだ。

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☆story☆
ケニアのナイロビ。ガーデニングが趣味の英国外務省一等書記官ジャスティン。事なかれ主義の彼は、アフリカで精力的に救援活動を続ける妻テッサの行動には深く立ち入らず、見ない振りを通していた。ところがそんなある日、テッサは救援活動中に何者かに殺されてしまう。警察はよくある殺人事件の一つとして処理しようとしていた。しかし、事件に不審なものを感じたジャスティンは、意を決して自ら調査に乗り出す。やがて、事件には国際的陰謀が絡んでいたことを知るジャスティンだが、そんな彼にも身の危険が迫っていた…。(allcinema)


一応話題作だったので観てみました。
劇場予告を見たときには壮大な夫婦愛のお話だと思ってましたが・・・
あれあれ〜製薬会社?、陰謀?、アフリカの現状・・・違う意味で壮大でした。
結構込み入ったお話で、だんだん登場人物が多くなってついていけるか焦りました^^;
これもかなり重いお話ではありましたが、とても見応えのある作品でした。
『クラッシュ』『ブロークバック・マウンテン』も重いお話ではありましたが、それぞれは全くテーマの違う重さですね。
製薬会社の絡む陰謀などかなり興味のある内容です。
こういうのは実際にはあるんでしょうね。
主人公よりもテッサことレイチェル・ワイズの印象がすごく強く残りました。
綺麗さや演技のうまさもそうですが、この人の持つ世界に引き込まれてしまいました。
正義感の強さかあまり深入りし過ぎると消されるもんなんですなぁ、、、
ちょっと自己中心的なところもあったり、強引なところがまずかったか?
国際レベルの陰謀には個人レベルでは難しいもんなんですね。
テッサに子供がいたら状況は変わっていたのかな?
いやジャスティンとの出会いからしてかなり熱い人だから子供がいても同じようなことをしていたかな。

ダンナのジャスティンもテッサの死で人生が大きく変わったしまいました。
普通の外務省の人間だったのに、テッサの死から全てを捨てる覚悟で死の真相を探ろうとした所にはテッサへの愛を感じました。
彼女を守れなかった悔しさと自分の知らない彼女の全てを知りたかったんでしょうね。
ラストシーンはうまく言えませんけど、やっと全てを理解できたうれしさもあったんじゃないでしょうか。

難民だろうか、お偉いさんだろうが人間に高いとか安いとかないわけで、
どうせ死ぬんだからといって新薬の人体実験を行うことに関してはすごく悲しかったです。
確かに認可を受けるには実験は必要ではありますけどね。
そのお陰で私たちも安心して治療できるわけで、ちょっと複雑。
でも、危険性のある新薬なのに利益のためには難民が死のうか生きようが関係ないというところは許せませんけど。
そして援助物資についても疑わしく思えてきました。
そりゃアフリカには薬を必要としている人がたくさんいるでしょう。
でも期限切れの薬を送られてきてもねぇ。
暑さで使い物にならないし、まともな診療をうけられないような診療所では意味がないです。
救援活動、救援物資といっても幅広いものがありますね。

なかなか見られないアフリカの情勢を知ることは、とても勉強になったし考えさせられることもいろいろありました。
救援することは良いことですが、正しい救援活動をしていただきたいですね。

薬といえば日本だって製薬会社の力って強いですもんね。
世界にはもっといい薬もあるでしょーに、、、邪魔されて使えないしねー┐( ̄ヘ ̄)┌

で、最終的にこれって・・・
夫婦愛というか、スケールの大きいラブストーリーなんじゃないの?と思ったんですけど、どうでしょう。



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